「幸せになってくださいね。」
住民票、戸籍の附表の閲覧制限(DV等支援措置)をかけてきました - やまいびと
の余談なんですが・・・。
とてもラッキーなことに、住民票の閲覧制限(DV等支援措置)の審査担当の女性相談員は、とても穏やかで聞き上手で、私は途中からはカウンセラーにでも話すように「もっと聞いて」という気分になってしまう位でした。
虐待の内容なんて、親しい友達相手でもそうそう話せないですからね・・・。
ひとしきり話を聞いた後、女性相談員さんはこう言ってくれました。
「あなたは十分に頑張ってきたと思います。これからは、幸せになってください。」
優しい言葉だけれど、聞いた瞬間に違和感を感じたんです。
私は虐待を受けた経験から、親とは縁を切り、子供を産むことも拒絶して生きてきました。
家族の絆の中で生きて子育ても立派にこなしている人達と比べ、「過去も未来も否定した自分は根無し草だ」という心もとなさを感じていることは自覚していました。
女性相談員さんの言葉で、心のもっと奥の方で「親を捨てたような人間は、幸せになってはいけない」とも思い詰めていた自分に気付いたのです。
こんなサイトを検索して訪ねて来てくれる方にも、辛い過去や思い通りにならない状況を抱えている人が多いと思います。
でも・・・
私達、十分に頑張ってきたよね。
もういい加減、幸せになりたいよね。
今は幸せが遠く感じられるとしても、いつか幸せになることを、諦めたくはないよね。。。