やまいびと

ある闘病当事者・機能不全家庭出身者のブログ ~生きにくい人生を送ってきた私から、生きにくさを抱えたあなたへ~

アダルトチャイルド-ある機能不全家庭の光景

私は痛いと伝えることに、恐怖を感じていた

マッサージを受けていても痛いと言えなかった 体中の凝りが酷い私はマッサージを受けることがあるのですが、程よい力加減って人によって違いますよね。 AC真っ盛りだったの私は、施術が痛くても言えませんでした。 お金を払って、私が気持ちよくなるための時…

搾取されやすい人

私は一応食事は与えられ学費も払ってもらえたが、精神的には「搾取子」「放置子」の位置づけにいた。 私が私でいるだけでは認められなかった。私が良い成績を取っても、一向に親の関心を引けなかった。 家族の役に立った時だけ、次の手伝いを期待した毒母か…

服を買うたびに嫌な気分に襲われていた

私は、服を買った後、物凄く嫌な気分になるのが常でした。 安い服を買ったら「こんな安っぽい服を着ていたらバカにされるのではないか」高い服を買ったら「こんな高い服は私には不釣り合いなのではないか。セレブ気取りと思われないか」二つの服で迷って一方…

受験に失敗しろと呪いをかける母親

私の毒母は、受験生だった私に何度も言ってきた。「女子は普段の成績がよくても、最後の追い上げで男子に抜かれるから」 今ならわかる。あれは助言ではなく、呪いだった。 毒母は、私が第一志望校を自ら諦めてランクを落とすか、試験に失敗することを望んで…

何もかもが 嘘

私は「もう一生お会いすることはありません」と絶縁の挨拶をして実家を出たのだけれど その直前、母に、毒親や共依存について書かれた本を渡した。 3冊位だったと思う。 翌朝、読んだか、と聞いたら 母は「読んだ」と答えた。 嘘だとわかった。 母は本を読む…

ただ 疎ましかったのだと

未消化の悲しみや怒りを言語化することによる毒親のデトックスを進めているうちに私はある日、唐突に理解した。 母は 私という存在が ただ 疎ましかったのだ 何をしたからでも、何をしなかったからでもなくただ、私の存在自体が疎ましかった。 子供というも…