やまいびと

ある闘病当事者・機能不全家庭出身者のブログ ~生きにくい人生を送ってきた私から、生きにくさを抱えたあなたへ~

繰り返し見る強盗の夢。正体は父親だった。

十~二十代の頃、繰り返し「強盗が押し入ってくる」という悪夢を見ました。

自分を殺しにくる。

ドアを押さえてなんとか防ごうとするのだけれど、ドアを蹴破る勢いで押し入ってくる。

この夢を見ると、目が覚めてからもしばらくは生々しい恐怖を引きずってしまっていたのですが

 

ある日、気付きました。

 

あれは強盗ではない。私を殴りにくる父親だ。

自室のドアをこじ開けて殴りにくる、父親。

 

気付いて、「それはもう過去のことだから、もう怖がらなくていい」ことに「今現在の・大人の私」が気付いてからは、二度とその夢は見ていません。

 

悪夢は嫌なものですが、辛かった記憶を整理しよう・浄化しようとするプロセスでもあるのだと感じています。